TCH研究会 Ⓡ | ||||||||||||
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よくある質問・誤解 | ||||||||||||
TCHは、新しい概念であり、歯科医療関係者でも知らなかったり、誤解していることが多いようです。 よくある質問や、誤解について解説します。 |
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① 歯は咬んでいるのが普通ではないのですか? | ||||||||||||
咀嚼・嚥下・会話時以外は、歯と歯は僅かに離れています。 これを専門用語では安静位空隙と呼びます。 1日で、歯と歯が接触しているのは、約20分以下と報告されています。 |
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② TCHとブラキシズムは違うのですか? | ||||||||||||
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③ TCHはクイシバリと違うのですか? | ||||||||||||
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④ 普段は、歯と歯が離れていますが・・・ | ||||||||||||
リラックスしている時には、安静位空隙がある人でも、何かに集中しているような時にTCHが起こっている可能性があります。 特に、パソコン・スマホ・ゲームなどモニター作業時に多いようです。 他にも、料理・手芸や模型製作等の趣味・車の運転・読書・スポーツ・洗髪など黙って集中する作業の時に起こりやすいようです。 |
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⑤ TCHがあると必ず問題が起こりますか? | ||||||||||||
問題が起こる要因は多数考えられ、TCHは その一つです。 今は問題が無くても、加齢などで衰えてくると、問題が表面化するかもしれません。 予防的な力のコントロールとして、TCH是正は意義があると思います。 特別な装置や処置を必要としないTCH是正を試みて損はありません。 |
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⑥ ずっと咬まないを意識するのですか? | ||||||||||||
ずっと意識する必要はありません。 むしろ、意識しないことをお勧めします。 認知行動療法を応用したリマインダー法(TCHをしているか確認する合図を設定する方法)が有効です。
TCH是正指導を受けられる施設で相談してください。 |
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